役立つ大工・DIYコラム

浴室の床やドアと浴槽に発生する問題の対処法

DIYで解決出来る問題の目安

浴室では水を使いますし、湿気も発生する空間なので、長期的に使えば劣化や破損が発生します。浴室で多い問題の一つは、浴槽が傷んでヒビが発生したり、一部がかけて内部に水が浸入するケースです。この問題は、軽微であればDIYで対処出来ますし、浴槽の欠けた部分を補修する程度であれば、数百円の防水コーキングで解決する事が可能です。床面と壁の間は、時間と共にコーキングが痩せたり、痩せた部分から水が浸入しやすくなります。また、コーキングにはカビが生えるので、定期的に除去して施工し直す事がおすすめです。

床自体の傷は、やすりや研磨材で磨ける場合も多く、研磨してコーティングを行えば綺麗になります。ドアの破損は、浴室トラブルの中でも、比較的解決の難易度が低い問題です。
通常、ドアに使われているガラスは樹脂製で、破損しても飛び散る心配は少なく、複雑な形状でなければDIYで対処出来ます。ドア自体がガタついたり緩んだ場合は、一度取り外して固定部分を確認したり、破損した部品を取り寄せて交換を行えば、再び快適な浴室の使用感が取り戻せます。DIYで本格的に設備を直そうとすると、出費や作業量の増加が見込まれますが、簡単な問題から一つずつ対処を考えれば、DIYでも直せる部分は多くなります。

業者に任せた方が良い問題

深刻なダメージが浴室で発生したり、直ぐに対処が必要な場合は、状態を見て判断する事が大切です。出入り口のドア部分であったり、水があまりかからない床面に限れば、完璧に直さなくても水漏れを心配する必要はなくなります。水が付着する部分でも、体重が直接かかる床部分や壁でなければ、防水テープを張って一時的に処置する事も可能です。ただ、浴槽が破損している場合は、部分的に応急処置する事が難しく、穴を塞いでも再び水漏れが発生したり、穴が広がる可能性は極めて高くなります。そのような状態まで進行している時は、DIYで対処する事は難しいと考え、早めに専門の業者に依頼する事が重要です。

浴室の設備を入れ替えるとなると、大掛かりな工事や買い替え費用が発生しますが、修繕やリフォームを選べば、費用を抑えつつ床を始めとして問題なく使える状態まで回復出来ます。リフォームを選択する利点は、今ある設備を流用出来る事で、費用の無駄なく短期間で済む事がメリットです。小さな問題はDIYで対処可能ですが、進んだ症状や広い範囲の問題は専門業者に任せる使い分けを行えば、良い状態で浴室を保ち続ける事が出来ます。出来る事は自らの手でやる方針、専門的な技術が必要な部分は業者に依頼する事で、効果的に住宅の設備を維持する事が可能になります。

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