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階段もプレカット

  • 投稿日:2015年2月17日
  • 投稿者:daikuya

最近の新築住宅の躯体(柱や梁など)はプレカットという工場で加工されてきた木材を現場で組むのが主流です。

むしろこの方が確実で、ミリ単位の狂いもなく組み上がりますし、上棟もだいたい1日で終わるのでコスト面でも有利です。

DVC00109.JPG

こちらはウッドワンのジュピーノというシリーズの階段です。

これも1階から2階の階高と踏面の奥行きから算出されたプレカット材を組むだけで階段が仕上がってしまいます。

文面だけみると素人にもできそうな感じに見えますがそんなことはないです!

プレカット品でも細かな計算と繊細な技術がないと綺麗には仕上がりません。

新築もそうですが、特に増築は今でも手刻みで建てることもありますが、やはりコスト面や工期短縮を考えると、躯体にも階段にもプレカット技術は今の時代なくてはならないものだと思います。

 

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